• スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  • 涙そうそうの日々・・・

蘭が私たちのところに来て早や9年。
もしも主人が「うちに来るか?」と言わなかったら?
もしも蘭が「うん」と返事をしなかったら?
今の私たちの生活に蘭は存在しなかった。
そんな運命的な出会いをした主人は
もうこの世にはいない・・・
3年前の今日、平成16年10月28日
すい臓がんでこの世を去った。享年48歳。
病気がわかった時にはすでに末期の状態。
主治医が宣告した余命は、持って3ヵ月、長くて半年。
蘭兄は翌年に高校受験を控えていた時期。
主人の看病に専念してやる事もままならず
それでも、多くの支えのおかげで何とかやってきた。
ババは何度となく福岡に来ては、家の事や蘭兄の事など
私が病院に行っている間、ずっと代わりを務めてくれた。
主人の看病を辛いと思った事は1度もない。
でも、人間どん底に落ちると、人の本性がよく見える。
心から支えてくれる人もいれば
傷口に塩をすりこむ仕打ちをする人も。
私はただ主人を守りたい、主人の希望通りにしてあげたいと
思っていただけなのに、いつのまにか勝手な嫁と言われる
ようになり、義父母を始め親戚筋からの言葉が
どんどん厳しいものになっていった。
そんな時、私を守ってくれたのはババだった。
「私のしている事に間違いはない。
本人が望んでいる事を一生懸命やっているだけ。
そんなに文句があるのなら、自分がやってみろ。」
本当に、親ってありがたい・・・感謝
余命を宣告された主人だったが、一時は奇跡的とも言える程
元気になって、蘭兄の高校合格祝いにと
家族で北海道旅行に行く事もできた。
それが、私たち親子3人での最後の旅行となる。
亡くなる半年前、高校の入学式に出席した主人。
痩せた体に、ちょっとぶかぶかになった背広を着て
ネクタイを締めて、会社に行く時の格好を。
こうしてまた仕事に復帰する事をずっと望んでいた。
この時蘭兄に言った言葉。
「お父さんは入学式には出られたけど
たぶん卒業式には出てやれそうにないから
お前がしっかりお母さんを支えてやれ」
それから半年後、余命半年と言われた主人は
1年10ヶ月も頑張ってくれて
家族に見守られながら息を引き取った。
今まで守ってもらった分、今度は私がしっかり守る番。
それが、私に与えられた責任であり
私が果たすべき役割だから。。。
たった16年しか夫婦でいられなかったけど
病気に立ち向かい、最後まで生きる希望を失わず
私たち家族たのために頑張ってくれたすばらしい人と
人生を共にする事ができたのを誇りに思う。
私が実家に戻る決心をしたのは、私の手で
主人を守っていきたかったから。
それが、生前の主人の希望でもあった。
福岡に残って実現できるのであれば
もしかしたら帰ってこなかったかもしれない。
でも、あの環境ではどうしても無理があった。
蘭兄の大学進学を機にこちらへ戻り、お墓も建てた。
今年の4月、無事に大学入学を果たした蘭兄は
主人のネクタイを締めて入学式に臨んだ。
ここまでやってくるのに、たくさんの励ましと
支えがあったからこそ、今の自分があると思う。
人に会うのが嫌で、人と話をするのが嫌で
蘭のお散歩に行く時間をずらしたり
誰にも会わないように家に閉じこもったり。
独りの私がどうだったか、知っているのは蘭だけ。
いつもは何事もなかったかのように普通に振舞って
いたけど、どれほど辛いものだったか・・・
でも、蘭のおかげで少しづつ外に出るようになった。
人と話しても嫌ではなくなった。
もし誰もそばにいなかったら、きっと引きこもりになって
今のように笑って過ごす事ができなかったと思う。
自分の家族、友人、蘭。
心から私を支えてくれた全ての人に感謝。
本当に、ありがとう。。。

私を見守ってくれています
20071028215044.jpg

今も夫婦です。。。

スポンサーサイト

テーマ : LAB☆LOVE☆ラブラドール
ジャンル : ペット

  • コメントの投稿

非公開コメント

クッキー&ラピ母さん
励ましのコメント、ありがとうございました。
義父母様を亡くされたご経験をお持ちなのですね・・・
自分の事のように悲しいです。
もう3年、でもまだ3年です。
この悲しみは一生消える事はありませんが
それでも、自分に与えられた人生を全うしようと
思えるようになりました。
私には、主人の代わりに大事な家族を
守る責任がありますから。。。
これからも、皆様に喜んでいただけるように頑張ります。。。

こんばんは・・・。びっくりしました。。
3年なのですか。。。まだまだ、ついこの前のことのようですね。。
半年と言われ1年10ヶ月も頑張っておられたのは少しでも蘭ママさんや蘭兄ちゃん、蘭ちゃんとの時間を大切に過ごされたかったのでしょうね。。。すみません、、、読んでたらいっぱい涙が出てきてしまい。。。(うちは主人の母が6年前に肺がんで亡くなり、その1週間後に義父も亡くなって、、、)
蘭ママさんこれからも 蘭ちゃんとの楽しいブログ楽しみにしてますね。

皆様へ
温かい言葉をたくさんいただいて、本当に感謝しています。
くまこの言うように、何だか湿っぽくなっちゃって。。。v-356
主人も、いつもの私の明るさが好きだったと思うので
いつまでもメソメソしているわけにはいきませんものね。
たくさんの方に支えられてここまでやってこれました。
悲しい現実ではありますが
独りじゃないと思うだけで力が湧いてきます。
私は今でも、家族をすい臓がんで亡くした方と
やりとりさせてもらっています。
皆様、とても前向きに、でも時には涙しながら
私と同じような時間を過ごしてきた人たちです。
愚痴もたくさん言ってきましたが
その度に優しく受け止めてくれました。
身内でなくても、私の立場や気持ちを理解してくれる人が
いるというのは、すごく励みになります。
これからも、たくさんの方に支えられる事があると思いますが
少しづつ自分の力を取り戻していけたらと思っています。
明るく楽しいブログは、主人も楽しみに
見ていてくれてると思うので。。。
今後とも、私と蘭をどうぞ宜しくお願いします。。。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

そうだったんですね。
たいへんでしたね。まだ3年しか経ってないのですね。

とてもたいへんなことになると、人って本当の本音がばんばん出てきて「やっぱりこうだったんだ」ということになりますね。
そういうとき優しくて頼りになる人がいてくれると本当にうれしいですよね。
ワタシも父が亡くなる前後の嫌な事で重い気持ちだったのを、軽くしてくれたのが今の夫です。夫もいま48歳です。大事にしなければ、とつくづく思いました。
蘭ママさん、気付かせてくれてありがとう。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

自分は2日前にご主人が亡くなられた時と同じ年齢になりました。
そんなことからしても今日は正直なところ何もコメントできないのが本音です。
ただ頑張られた蘭ママさんと頑張る強い力を与えたご主人、支えられたご家族の方、そしてもちろん蘭ちゃんも・・・・。

蘭ママさんが毎日楽しいブログを届けてくださることが嬉しいです。

そうだったんですか。。。
旦那様が逝かれて3年・・・色々あったんですね
やっぱりお母様ってすごい!そして家族て素晴らしいですね^^
息子さんも立派になられてお父さんのネクタイして
大学に入学式へ。。。
ごめんなさい・・湿っぽくならないようにと思ったんですが
号泣したままコメント書いてて変なコメントに
なってしまってます・・・^^;
今も夫婦です・・・って言葉じ~んきました。。。

ちょっと、ちょっとー湿っぽいわよー( ̄◆ ̄)ゞ
なんてね。

しかし、早いもんだねぇ。。。3年かぁ
あたしより年上なのに「弟」だったお父さん。(笑)
いつもはCOOL(?)を装っていたけど
一緒に飲んでるうちに、ちょっとオマヌケな発言もあったわね。
今頃はやっとノンビリしてるでしょうね~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

蘭ママさんにはそんな歴史があったんですね。
蘭ちゃんは蘭ママさんの悲しみをしっかりうけとめてきてくれたんですね。
人生はプラスマイナスゼロだと思います。
大変だった悲しみは、大きな大きな幸せのエネルギーになると思います。
年齢を重ねるとその背に背負う荷物は重くなるけれど、
大切な人の笑顔のためにがんばりましょうね!
 プロフィール

蘭ママ

Author:蘭ママ
ラブラドールの蘭ちゃんのブログです。
どうぞ宜しく♪
にほんブログ村 犬ブログへ

 最近の記事
 最近のコメント
 カテゴリー
 月別アーカイブ
 FC2カウンター
 リンク
 蘭ママのお気に入り


快適いぬ生活

だいふく堂ひろせ病院
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。